「そげ胸」という言葉を聞いたことがありますか?
なんだかあまり良くない響きの言葉ですが、実は垂れてしまう入り口の段階のバストのことなのです。
もしそげ胸になってしまっていても、バストを正しくケアすることができれば若々しく復活させることはできます。
この記事では「そげ胸」の原因から改善法、予防法までたっぷりとご紹介していきます!
お椀型のきれいなバストを手に入れるためにも、ぜひチェックしてみてください。
向上委員長
ニパ子ちゃん
今から一緒にそげ胸の予防と対策しませんか?
また、デコルテ部分がガリガリになってしまったとお悩みの方にはこちらの記事がおすすめです。
Contents
「そげ胸」とはバスト上部のボリュームがなくなり肉がそげ落ちた状態!
「そげ胸」はバスト上部、鎖骨から胸元あたりのハリ・ボリュームがなくなっている状態のバストのことです。
この部分の肉がそげ落ちてしまっていると一見痩せたように見えるのですが、バストは小さく形が悪く見えます。
そげ胸はバストが垂れてしまうまでの初期段階!
バストが垂れてしまうのは誰でも嫌ですよね。
実はそげ胸はそんな「バストの下垂」の初期段階なのです。
バストの下垂の状態は大きく次の4つに分類されます。
- ハリがあって丸く、きれいなお椀型
- バスト上部のボリュームがなくなり、そげる
- バストトップが下を向く
- バストが外側を向いて離れ、全体が垂れる
バストが大きくても小さくても、同じような段階をたどっていきます。
下へ、外へとバストがどんどん流れ、伸びてしまう変化が想像できるのではないでしょうか。
そげ胸は加齢だけで起こるのではない!大きな原因4つ
そげ胸は年齢によるもの、と思っていませんか?
でも早ければ20代前半もそげ胸になってしまう人もいます。
そげ胸の大きな原因はこの4つです。
- バストに十分な栄養が届かず、育たない
- クーパー靭帯や皮膚が伸びてバストを支えられなくなる
- ホルモンバランスの変化で脂肪が増えてバストが下がりやすくなる
- 筋力の低下でバストを支えられない
バストに十分な栄養が届かず育たない
睡眠不足、偏った食事によりバストに十分な栄養が届かないと、バストにハリがなくなってきます。
猫背やブラジャーによる締め付けすぎもバストを冷やして血行不良を招くので、同様にバストの成長を妨げてしまいます。
クーパー靭帯や皮膚が伸びてバストを支えられなくなる
クーパー靭帯は乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめている、コラーゲンを主成分とした結合組織です。
ブラジャーを正しくつけていなかったり、運動によりバストが大きく揺れてしまったりすることで、このクーパー靭帯が伸びてしまいます。
また皮膚も乾燥や加齢でハリを失うと伸びてきます。
体重の増減や妊娠・授乳による、バストサイズの大きな変化も、クーパー靭帯や皮膚の伸びの原因となります。
ホルモンバランスの変化で脂肪が増えてバストが下がりやすくなる
バストは脂肪と乳腺でできています。
加齢によってホルモンバランスが変化すると、脂肪が増えてバストが柔らかくなり下がりやすくなります。
ストレスや生活習慣の乱れでも、ホルモンバランスは簡単に崩れてしまいます。
若くても乳腺がしぼんでしまい、ハリのないバストに近づくのです。
筋力の低下でバストを支えられない
バストをしっかり土台から持ち上げるには、胸回りの筋力が欠かせません。
バストを支えているのは大胸筋と小胸筋です。
この2つに適度な筋力がないと胸の重さを支えきれずにバスト全体が下がってしまいます。
そげ胸を丸くハリのあるバストに復活させよう!ブラ選びが重要
完全に垂れてしまったバストを元に戻すのは難しいですが、そげ胸ならまだ普段の心がけで復活させることができます。
そげ胸から復活させるために大切なのはこの4つです。
- 日中ブラのサイズを定期的に見直し、正しくつける
- 寝るときは必ずナイトブラをつける
- ホルモンバランスを整える食生活
- 保湿とマッサージ
日中ブラのサイズを定期的に見直し、正しくつける
定期的にバストサイズを測り、その時の自分のサイズに合ったブラを正しくつけましょう。
生理周期によってもブラがきつくなったりゆるくなったりすることがあるように、バストのサイズは一定ではありません。
お店で測ってもらってブラを購入したとしても、いつまでもそのサイズがジャストとは限らないのです。
「寄せて上げる」ためにきつく締めてしまったり、パッドをたくさん入れたりしてしまいがちですが、血行不良を招き、そげ胸をさらに悪化させてしまうことになります。
正しい付け方をマスターして、お手洗いのたびにしっかりバストがおさまるように位置を直すなど、普段から気にかけて過ごすだけで、そげ胸改善に効果が期待できます。
寝るときは必ずナイトブラをつける
ナイトブラは寝ている間もバストを優しくホールドし、脇や背中に流れてしまうのを食い止めます。
バストを正しい位置に保ちつつ、締め付けないので血行が悪くなる心配もありません。
「寝るときにはブラをしない」というのは一昔前の常識なのです。
寝ている時間にそげ胸が改善できるなら、こんなに簡単なことはないですよね。
どのようなナイトブラを選んだらいいかわからない方は以下のページを参考にしてくださいね。
https://28ko.jp/recommend/
ホルモンバランスを整える食生活
女性ホルモンのバランスは食生活で改善できます。
中でも意識して食事に取り入れたいのが、大豆イソフラボンを含む大豆食品です。
女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをし、乳腺細胞を増やしてバストの形成を促してくれます。
さらに意識して摂りたいのが、カボチャやアーモンド、アボカドなどに含まれるビタミンEです。
血行を促進しバストへスムーズに栄養を運ぶだけでなく、活性酸素を減らす抗酸化作用によりアンチエイジングにも期待できます。
もちろん、これだけ食べればいいのではなく、バランスよく楽しんで食事をすることが大切です。
保湿とマッサージ
そげ胸の改善には伸びてきてしまった皮膚を引き締め、血行を良くすることも重要です。
バスト用のマッサージクリームを使って、お風呂上りや寝る前にバストを優しくマッサージしましょう。
バスト部分だけでなく、大胸筋のコリをほぐし血行を良くすることを意識すると、より効果的です。
バストを正しくマッサージする方法は以下のページでも解説しています。
「そげ胸」を予防する!お椀型のバストを守るためにできること5つ
せっかくそげ胸からきれいなバストに改善できても、また元に戻ってしまうのは嫌ですよね。
そこでそげ胸にならないために、美胸の時にこそ続けていきたい予防法を5つご紹介します。
- クーパー靭帯を守る
- リラックスして眠れるナイトブラをつけて寝る
- 筋力トレーニングを習慣づける
- マッサージをする
- 正しい姿勢を心がける
クーパー靭帯を守る
そげ胸を防ぐためには「クーパー靭帯を守る」ことがとても重要です。
クーパー靭帯は繊細なので、大きくバストが揺れてしまうと簡単にダメージを受けてしまいます。
クーパー靭帯を守るためには、普段の生活、運動するとき、家出のリラックスタイムなど、それぞれのシーンに合わせて適したブラを選び、正しくつけることが大切です。
リラックスして眠れるナイトブラをつけて寝る
「寝ている間くらい、ブラから解放されたい」とナイトブラをつけないと、簡単にそげ胸になってしまいます。
「ナイトブラを使ってみたけれど窮屈だ」と感じてしまうのであれば、あなたのサイズに合っていない可能性が高いです。
ナイトブラは安眠を妨げずにバストを正しい位置に保つことを目的に作られていますので、寝苦しいのであれば、もっと楽でつけ心地の良いナイトブラに変えましょう。
がっちりホールドするものを求めてしまいがちですが、何よりもよく眠り、血行を妨げないことが大切です。
きついものはバストを圧迫してしまい、形が悪くなってしまうこともあります。
必ず自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ナイトブラが苦しい時の対処法はこちらでも紹介しています。
筋力トレーニングを習慣づける
バストが大きくなればなるほど、それを支えるために筋肉が必要です。
「筋トレをすると胸が小さくなる」と聞いたことがあるかもしれませんが、ムキムキになるほどのハードな筋トレでない限り、逆にバストアップに効果的なのです。
おすすめは膝をついた姿勢で行う、負荷の軽い腕立て伏せです。
手を肩幅より広めにして、お尻が突き出さないようにお腹にも力を入れてゆっくり行いましょう。
ストイックに体を鍛える必要はなく、週に1回でもいいので続けることが大切です。
肩甲骨が大きく動くので血行もよくなり、肩こりの改善にも効果がありますよ。
マッサージをする
保湿・血行を良くするために、毎日マッサージを続けると美乳を保つことができます。
バスト用のクリームがあれば一番良いですが、高価なものでは続けにくいですよね。
そげ胸の予防であれば、普通のボディクリームでも十分です。
お気に入りの香りのものを使えばリラックス効果もあるのでおすすめです。
正しい姿勢を心がける
キレイなバストを保つために、意外と重要なのが姿勢です。
正しい姿勢をとっていないと、血行が悪くなりバストに栄養が行き渡らなくなってしまいます。
自然にお腹に力が入るので、バストをきれいに保つだけでなく全身のシェイプアップにも効果が期待できます。
まとめ:「そげ胸」は美乳に復活する!バストを優しくいたわる生活を心がけて
そげ胸の原因や改善法・予防法をお伝えしてきました。
そげ胸の原因は多いので、普段の生活から予防を心がけましょう。
もしそげ胸になってしまっても、バストに良い生活を続ければ復活させることは可能です。
特につけて寝るだけのナイトブラは手軽に実践できておすすめです。