ブラを捨てるとき、何も考えずにごみ袋にポイという方はいらっしゃいませんか?
分別を気にしなければならないのはもちろん、下着なのでそのまま捨てるのは良くありませんよね。
さらに、もったいないからと一度買ったお気に入りのブラは「少し傷んできてもなかなか捨てられない」という方も多いのではないでしょうか。
このページでは、ブラの捨て方や「これは捨てるべき状態」の見極め方がわかる内容となっています。
また、知っておきたい「ブラを長持ちさせる方法」も詳しく解説していきます。
ぜひ参考になさってくださいね!
向上委員長
ニパ子ちゃん
このページでは、ブラの基本的な捨て方や楽に処分する方法をお伝えします♪
Contents
ブラ&ナイトブラの正しい捨て方!リサイクルという手もある
では早速ブラの正しい捨て方をご紹介しましょう。
日中ブラ(ワイヤー入り)、ナイトブラ(ワイヤーなし)に分けて解説していきます。
日中ブラは分別する必要がある地域も。確認の上、正しく捨てよう
日中ブラ(ここではワイヤー入りとします)の捨て方は、お住いの地域によって違います。
ただ、ワイヤーの多くはニッケル・チタン合金で作られているため、おそらく不燃物として分別する必要があるところがほとんどでしょう。
さらにホックも金属ですので、分別する必要があります。
ストラップの調節部分も金具が使われている場合はしっかり分別しましょう。
日中ブラのワイヤー・ホックを取り外す方法
分別が必要となると、一気に面倒に感じてしまうかもしれませんが、やってみると難しくありません。
ワイヤーを外す手順は次の3ステップです。
- ワイヤーの入っている部分の両端にはさみで切り込みを入れる
- 切り込みを入れた部分から、反対側にワイヤーを押し出す
- 反対側のワイヤーも同様に取ればOK
ホックは一つずつ外すのは大変なので、ホックがついている部分だけ切り離す程度でも大丈夫です。
ストラップの金具も同様に、その部分だけ切り離せば簡単に外れます。
外から見えないよう新聞などで包むこと!切り刻めばさらに安心
ブラを捨てていることがわかってしまうのは避けたいですよね。
気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、犯罪から身を守るためにも必ず新聞紙で包むなど、外から見えないような対策をしておきましょう。
原型をとどめないほど、細かく切り刻んでおくとさらに安心です。
ナイトブラは分別の必要なし。可燃ごみとして処分しよう
ナイトブラ(ここではワイヤーなしのもの)は分別の必要がありません。
日中ブラと同じく、外から見えないような工夫をして可燃ごみとして処分しましょう。
ただ、一部ホックがついている商品もありますので、ホックだけ切り離して不燃物として捨てましょう。
下着メーカーのリサイクルキャンペーンなら地球にやさしい
画像引用先:ワコール ブラ・リサイクル
ワコールでは、毎年ブラ・リサイクルを行っています(12/1~翌年3/31)。
リサイクルの方法は実店舗でリサイクルバッグを受け取り、不要なブラを入れ、また店舗に持って行くだけ。
ブラのメーカーは制限がないので、不要なブラならワコールの製品に限らず何でも大丈夫です。
回収したブラはRPFに生まれ変わり、再生資源として利用されます。
ブラを捨てるべき状態の判断基準。ブラの状態とつけ心地で決めよう
「この状態になったら捨てる」という判断基準があれば、もったいないからといつまでも使い続けてしまうこともありませんよね。
ブラを捨てる基準は大きく「見た目」と「つけ心地」に分けられます。
ブラの見た目で判断。あなたのブラは傷んでいない?
ブラの見た目が次のような状態になっていたら、傷んできてブラとしての機能を果たせなくなっています。
- ほつれ・破れなど、見た目がくたびれている
- ブラのカップがしわしわになってしまい、へこみがある
- 調節しても、ストラップがずれてしまう
- サイドやアンダーのゴム・メッシュの部分が伸びていたり、薄くなったりしている
- ワイヤーが曲がっている
どれか一つでも当てはまれば、もう使い物にならない状態です。
ブラのつけ心地で判断。合わないブラはバストの形を悪くする
今度はつけ心地で判断しましょう。
チェックするポイントは次の6つです。
- 体をひねると、バストとカップの間に隙間ができてしまう
- 両手を上げるとブラがずり上がってくる
- 肩を動かすとストラップが下がってしまう
- ジャンプするとバストが大きく揺れる
- 両腕を前後に振ると、脇からバストの肉がはみ出す
- 前かがみになると背中の部分のブラが上がってくる
つけたときはきれいにバストがブラにおさまっているように見えても、このように動くことで正しい位置を保てなくなるならブラが合っていない証拠です。
合っていないブラを付け続けると形が悪くなってしまう原因にもなるので、捨てるべき状態のブラとはサヨナラしましょう。
ブラを長持ちさせる方法。優しく扱って長く愛用しよう!
ブラを長持ちさせる方法を知っておくことで、良い状態で長く使い続けることができるようになります。
洗濯や保管の正しい方法など、ブラを長持ちさせるコツをご紹介します。
- 正しい洗濯が長持ちの基本
- 理想的な形のままで保管しよう
- 正しいサイズ選びも長持ちのコツ
正しい洗濯が長持ちの基本
ブラを洗濯する際は「ブラ用のネットに入れて他の洗濯ものと一緒に洗濯機で洗う」という方が多いのではないでしょうか。
でも、やはりブラは手洗いするのが理想です。
手洗いの際は大きめの水を張った容器に洗剤を溶かし、ブラを軽く振り洗いしましょう。
もみ洗いをしてしまうと、型くずれや生地を傷める原因となります。
取り外し可能であれば、パッドは洗剤が残りやすいので分けて洗うようにします。
洗濯機に入れる場合はホックを止めてブラ用のネットに入れ、ソフト洗いなどのコースで洗いましょう。
ブラを付けたその日のうちに洗えると、汚れも落ちやすいですよ。
ブラの洗濯に適した洗剤
基本的にそのブラの取り扱い表示をチェックして選ぶのが一番です。
おしゃれ着用の中性洗剤であれば、素材を傷めることなく洗うことができます。
またランジェリー用の洗剤も販売されていますので、より丁寧に洗いたい方はこちらもおすすめです。
形を崩さずに乾燥させる方法
洗い終わったら干す前に形を整えましょう。
カップは特に変形しやすいので、丸くきれいな形に整えてから干すことが大切です。
伸びにくいカップの下部分2か所を洗濯ばさみではさみ、風通しのよい日陰に干します。
乾燥機はブラを傷める原因となりますので、使用を避けましょう。
ちなみに、ナイトブラの正しい洗濯方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてチェックしてみてくださいね。
理想的な形のままで保管しよう
しっかり乾燥させたらきれいな形のまま保管することが大切です。
ブラはホックを止め、ストラップやサイド、バックの部分を少し折りたたむ程度にしてカップの形をつぶさないようにゆったり収納します。
くれぐれもギュウギュウに押し込まないようにしてください。
シルクやウールを使っているものは、防虫剤を必ず一緒に入れておくようにしましょう。
正しいサイズ選びも長持ちのコツ
少し小さいブラを無理につけているような状態では、ブラへの負担が大きく長持ちしません。
何よりも、体に合わないブラをつけていることはバストにも良くありませんよね。
ご自身にあった正しいサイズのものを選ぶことも、長く愛用するための大切なコツです。
特に通販で買う場合には自分に合ったサイズを選ぶのは難しいので、口コミも参考にしながら上手に選ぶようにしましょう。
まとめ:ブラの寿命は扱い方・選び方次第。愛情をこめて使い、正しく捨てよう
ブラを少しでも長持ちさせるためには、正しい方法で洗濯することがとても大切です。
それでも傷んできた、合わなくなってしまったブラは、ワイヤーやホックなどの分別するところは丁寧に外し、外から見えないようにして捨てましょう。
リサイクルという方法もあります。
自分に合ったものを選ぶことも長く使い続けるために大切です。
いつもバストを守ってくれているブラ。
愛情をこめて使い、感謝の気持ちを持って気持ちよく処分できるといいですね。
向上委員長
ニパ子ちゃん
ブラを捨てたら新しいブラをゲットして、また大事に使いましょう~♪