コラム

クーパー靭帯ってなに?切れたらどうなる?バストケアに必要な5つの対処法

「クーパー靭帯って切れたらもう再生できないの?」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?

結論からいうと、クーパー靭帯は一度切れてしまうと再生できません。

しかし改善することはできるので、今回ご紹介する5つの対処法を実践してみてくださいね。

本ページを見れば、ふっくらとした女性らしいバストラインを手に入れるためにすべきことが明確になります。

美容のスペシャリストが監修

美容皮膚科・美容外科医:木村 なお

美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供することは勿論、美容相談や育乳相談も受け付けている

 

クーパー靭帯ってなに?切れたらどうなるの?

クーパー靭帯とは、コラーゲンを主成分とした「結合組織」のことです。

肋骨や大胸筋と乳房を繋げる束上の組織で、バストを支えています。

また、脂肪組織が脇に流れないようにせき止める働きもしているのがクーパー靭帯です。

クーパー靭帯が切れたり伸びたりしたらどうなるの?

クーパー靭帯は、一度切れるともう戻ることはありません。

現在では、整形手術でもクーパー靭帯を再生できないようです。

東京美容整形外科の公式ホームページでも、クーパー靭帯の損傷は修復できないと述べています。

クーパー靱帯は一度切れてしまうと修復することができないので、対処法がありません。しかし、伸びただけならまだ改善の余地があります。

引用:東京美容外科

上記の通り、伸びただけなら改善できるので、対処法を実践してみてくださいね。

クーパー靭帯が損傷しているのかをセルフチェックしてみましょう。

  • 仰向けになったときにバストが脇や背中に流れる
  • バストトップの位置が低くなった
  • バストのしぼみ、たるみが気になる

どれか一つでも当てはまるものがあれば、クーパー靭帯が損傷している可能性が高いです。

クーパー靭帯が伸びる・切れる原因は?

ここからは、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因についてお伝えします。

主に、以下の6つが原因だと考えられるのでチェックしてみてくださいね。

  1. ブラジャーのサイズがあっていない
  2. ノンワイヤーやブラトップを着用している
  3. ノーブラで寝ている
  4. 激しい運動をしている
  5. 妊娠・出産を経験した
  6. 加齢によるホルモンバランスの乱れ

では、ひとつずつ具体的に解説していきます。

筋力が低下している

胸にある「大胸筋」と呼ばれる筋肉が低下してしまうと、バストを支えきれなくなり、クーパー靭帯に負担がかかります。

大胸筋とクーパー靭帯は、ともにバストを支えているので、どちらか一方の力が働かなくなるとバストトップがさがったり、しぼんだりしてしまうようです。

ブラジャーのサイズがあっていない

ブラジャーのサイズが合っていないこともクーパー靭帯の損傷に関わります。

大きすぎるブラジャー カップの中で胸が揺れてクーパー靭帯にダメージを与える
小さいすぎるブラジャー 締め付けがきつくて血行不調に。栄養素が行き届かずバストがしぼむ

上記の通り、ジャストサイズのブラジャーでなければ、クーパー靭帯を守ることができません。

適切なサイズのブラジャーを着用することも、美乳への第一歩となりますので意識してみてくださいね。

ノンワイヤーやブラトップを着用している

ノンワイヤーやブラトップは、着けていて非常に楽ですので24時間無理なく着けれますよね。

しかしそのようなブラは、下からバストを支える力が弱いので、ちょっと階段を昇降しただけでもクーパー靭帯にダメージを与えます。

ですので、家でのんびりと過ごす日だけと決めて着用するといいかもしれませんね。

ノーブラで寝ている

ノーブラで寝ている女性はたくさんいらっしゃいますが、眠っている間もクーパー靭帯を傷つけているので要注意。

寝返りをうつたびに、バストが床方面に流れてしまい、クーパー靭帯が耐えきれなくなります。

さまざまな方向にバストが流れるので、変な方向にクーパー靭帯が伸びてバストの型崩れが起きる可能性も。

バストの大きさが左右非対称の方は、クーパー靭帯が変な方向に伸びていることが考えられます。

激しい運動をしている

学生時代に、以下の運動部だった方はクーパー靭帯が損傷しているかもしれません。

  • バスケットボール
  • バレーボール
  • サッカー
  • テニス
  • ランニング

上下にバウンドする動作が多いので、胸が大きく縦揺れしてクーパー靭帯にダメージを与えます。

すでにダメージを受けてしまったクーパー靭帯は、対処していく必要がありますが、現在、運動に励んでいるのであれば十分に注意をしましょう。

運動する際には、胸が揺れないようにしっかりと固定できるブラを付けることが大切です。

妊娠・出産を経験した

妊娠、出産では、今まででもっとも胸が大きい状態になる人も多いです。

赤ちゃんに母乳をあげるために、乳腺が発達して胸がパンパンになります。

そして卒乳や断乳をすると、大きかった胸が一気にしぼむため、ブラジャーのサイズが合わずにクーパー靭帯を傷つけてしまうケースも。

妊娠、出産がクーパー靭帯に与えるダメージは非常に大きいので、しっかりと自分のサイズにあったブラでケアをしてあげましょう。

加齢によるホルモンバランスの乱れ

年を重ねることで、代謝が落ちて脂肪の割合が増えてしまいます。

体だけでなく、胸の脂肪も増えるので、バストが背中や脇に流れやすく、形が崩れてしまうのです。

そのうえ、ホルモンバランスが乱れやすい「更年期」に突入すると、クーパー靭帯の強度が下がり、胸も重力に負けて下向きに。

ホルモンバランスが乱れないような生活をしたり、サプリや筋トレで重力に負けないようなサポートが大切になります。

クーパー靭帯が切れる・痛みがある時の5つの対処法

ここからは、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしたときに対処する方法をご紹介します。

  1. 昼と夜でブラを使い分ける
  2. サイズのあったブラを付ける
  3. クーパー靭帯に必要な栄養を摂取
  4. 筋トレ・マッサージでバストケアをする
  5. サプリを飲んでバストアップ

「もう、元には戻らない」と諦めないでくださいね。

適切なケアを徹底すれば、今までのバストよりもさらに美しく女性らしいボディラインを手に入れられます。

昼と夜でブラを使い分ける

昼と夜でブラを使い分けていますか?

昼は「育乳ブラ」夜は「ナイトブラ」というように、バストの状態に合わせて作られたブラジャーを付けるとクーパー靭帯への負担が軽減されます。

これ以上クーパー靭帯を損傷させないためには、ブラを使い分けることが大切です。

日中は、ワイヤー入りでしっかり下からホールドしてくれるブラを選びましょう。

通勤や家事、育児など日常生活を送るだけでもバストは縦揺れに耐えている状態ですので、しっかりと固定してくださいね。

そして夜は、胸が脇や背中に流れるのを防ぐために、「脇高設計」を施しているナイトブラを選ぶといいでしょう。

胸全体をやさしく包み込んでくれるので、寝返りをしても胸が流れたり、ズレたりしないので快適に眠れます。

サイズのあったブラを付ける

最後に、バストのサイズを測ったのはいつ頃でしょうか?

バストのサイズは、変わっていくものですで定期的にサイズを測って自分にぴったり合うものを着用する必要があります。

1年に1度のペースを目安に測定してみてくださいね。

なかなかサイズを測りに行けない方は、オンライン測定を利用するのも有りかもしれませんね。

バストの測り方
  1. バストトップにメジャーをあてます。
  2. トップのサイズを測りましょう。
  3. 次にアンダーサイズを測ってください。
  • 全身鏡を見ながらメジャーと床が平行であるかを確認
  • メジャーがたるんだりねじれたりしないように要チェック
  • 姿勢を正して行う

クーパー靭帯に必要な栄養を摂取

クーパー靭帯のダメージを軽減させたり、回復を早めたりするには、必要な栄養素を摂取することが大切です。

バストまわりに必要な栄養は以下の通りですので、積極的に食べるように意識してみてくださいね。

栄養素 食品
大豆イソフラボン 豆腐、豆乳、納豆、きなこ、味噌
ボロン レーズン、りんご、きゃべつ
タンパク質 牛肉、豚肉、鶏肉、豆腐
ビタミンE アーモンド、かぼちゃ、アボカド

食事で摂ることも大切ですが、プロテインやサプリを利用して手っ取り早く摂取するのもアリ!

普段飲んでいる牛乳を豆乳に変えるだけでも、タンパク質や大豆イソフラボンが摂取できますよ。

筋トレ・マッサージでバストケアをする

筋トレやマッサージを行うことで、血行がよくなるので栄養がバストに行き届くので、クーパー靭帯の損傷を防げます。

筋トレでは、バストの土台となる大胸筋を鍛えれば、バストをしっかりと支えられるようになりますよ。

大胸筋の筋トレ方法を解説するのでぜひ挑戦してみてくださいね。

大胸筋の筋トレ
  1. 壁の前に立って足幅を腰はば程度に開きます。
  2. そのまま両手を壁について体重を乗せましょう。
  3. ひじを曲げて胸と壁を近づけます。
  4. ゆっくりとひじを伸ばしてください。
  5. 3~4の動作を15回×3セット繰り返しましょう。
  • ひじを曲げながら息を吐いて、ひじを伸ばしながら息を吸ってください。
  • 1週間に3回のペースで行います。
  • 肩のいい抜いて、首を長く保って行いましょう。

次にマッサージは、バストまわりの凝り固まった筋肉をほぐすことができるので、血行促進効果が期待されます。

痛みを感じるほどの力をかけると、かえってクーパー靭帯にダメージを与えてしまうので、気持ちがいい程度に行うといいでしょう。

バストアップクリームを使用すると、滑りがよくなる上に、育乳成分が配合されているのでふっくらとしたバストに仕上がります。

コラーゲンなどのサプリを飲んでバストアップ

女性ホルモンを活性化させる成分やクーパー靭帯の形成をする「コラーゲン」が入っているサプリもあります。

「飲んですぐにバストが綺麗になる」といった即効性はありませんが、半年以上継続して飲めばバストアップ効果が実感できるのでおすすめです。

サプリを選ぶ際には、以下の成分が配合されているかをチェックしてみてくださいね。

配合成分 働き
大豆イソフラボン 女性ホルモンに似た働き
プラセンタ ホルモンバランスを整える
エラスチン クーパー靭帯を柔軟にする
コラーゲン クーパー靭帯の形成をサポートする

クーパー靭帯をサポートするアイテム【ナイトブラ・サプリ・クリーム】

ここでは、クーパー靭帯をサポートするために必要なアイテムを3つに厳選してご紹介します。

どれもバストケアのために欠かせないアイテムですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ナイトブラ:ヴィアージュ

累計販売数250万枚突破の大人気ナイトブラ「ヴィアージュ」。

人気な理由は、バストを優しく包み込む3D構造で、どんなに寝返りをしても胸にフィットしてくれるところがあげられます。

シンプルなデザインで、ノンワイヤーですので着心地の良さがピカイチ!

機能性が高いうえに、1枚あたり2,980円とナイトブラの相場よりはるかに安いところも魅力的です。

レビュー詳細公式ページ

バストケアクリーム:セルノート

セルノートは、育乳成分「ボルフィリン」の配合量が断トツで育乳効果を実感できた人が多い商品です。

購入者の満足度は驚異の95%で口コミの評価が高いところも魅力の一つ。

さらにバストにハリ感をアップする「加水分解コラーゲン」が配合されており、内側からバストをふっくらとさせることができます。

累計販売数は、300,000本を突破しているほど、女性に選ばれる育乳クリームです。

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バストケアサプリ:セルノートサプリメント

こちらもセルノートシリーズのサプリメントです。

顧客満足度95%、一般女性が選ぶ友達に勧めたいサプリメント1位に選ばれた実力派のサプリメントです。なんと初回0円で購入できます!

一時問題になったプエラリアやブラックホッシュなどを使用せず、国内産のワイルドヤムエキスを使用しています。原料に関するエビデンスを細かく公表してくれているので安心して使用することができます。

 

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クーパー靭帯を守って美バストを手に入れよう

ふっくらとしたバストをキープし続けるために重要な「クーパー靭帯」。

クーパー靭帯は、一度切れてしまうと元通りには戻らないので、ダメージを与えないように守ることがなにより大切です。

すでにバストの垂れやしぼみが気になる方は、ナイトブラや育乳ブラ、筋トレやマッサージなどでケアをしましょう。

数か月続けることで、きっとバストアップ効果を実感できるはずですので、根気強くケアを続けてくださいね。