甲子園ウグイス嬢のアナウンスのイントネーションになまりがあるのはなぜ?理由を考察



甲子園ウグイス嬢のアナウンスのイントネーションになまりがあるのはなぜ?理由を考察

甲子園のウグイス嬢によるアナウンスを聞いていて、イントネーションのなまりが気になったことはないでしょうか。

選手名について、普通の発音とは違うイントネーションで呼ぶことが多々あるんですよね。

あれは明確な理由があるのか気になったので調べてみました。

 

甲子園ウグイス嬢のアナウンスのイントネーションになまりがある

甲子園のウグイス嬢のアナウンスのイントネーションにはやはりなまりがありますよね。

例えば「田中君」だったら 普通は「タ→ナ→カ→ク→ン↓」だと思うんですが ウグイス嬢は「タ→ナ→カ↑ク→ン↓」とカの発音で上がるんですよね。

意図的にやっているのか気になりますが、ウグイス嬢のインタビューの記事などから考察してみました。

理由① 聞き取りやすくするため

2015年にウグイス嬢を引退された水谷佳世さんのインタビュー記事を見つけました。

そこでは水谷佳世さんがウグイス嬢と気をつけていたことを語られていました。

水谷さん「起伏をしっかりつける。その起伏の幅も狭くしたり広くしたり。間もそうです。より伝えたいことの前に間を入れたり、とか。高低、緩急…未だに考えることはたくさんあります」。

さらに「この人の名前、起伏がつけられなかったな」と反省することも多々あったと言います。

つまりこのインタビューを読んだところ、ウグイス嬢のアナウンスは”意図的に”起伏をつけているようです。

また、先代の指導員の方の発音もなるべく真似るらしいので、「伝統である」ということも理由ではあるようです。

理由② 方言・関西なまりが出ているため

ここからは少し推測も混じってくるのですが、ウグイス嬢が意図的に抑揚をつけようとした際、その地方のなまりで抑揚をつけてしまう確率が高そうですよね。

実際関西の人からすれば、あれって関西なまりらしいんですよね。

そしてウグイス嬢は阪神甲子園球場の職員さんなので、関西地方の方が担当されています。

上記の動画ではウグイス嬢へインタビューしていますが、動画の中で選手の名前を練習するエピソードを話しています。

その時にインタビュワーとの会話の中で選手の名前をいくつかしゃべってますが、この時点で既にイントネーションがなまっているんですよね。

例えばですけど、関東地区の人が言葉に抑揚をつけようとしたら、標準語のイントネーションの範囲でしか抑揚はつけられないと思うんです。

急に関西風の抑揚つけてって言われても難しいですよね。

それは逆も一緒で関西圏の人が普段よりもさらに抑揚をつけてゆっくりしゃべると、甲子園のウグイス嬢のようなアナウンスになるということのようです。

 

まとめ

まとめると、甲子園球場のウグイス嬢のイントネーションがなまっているのは

  • 意図的に抑揚をつけて聞き取りやすくする伝統だから
  • 抑揚をつけるとその地方のなまりである関西なまりになってしまうから

というのが理由のようでした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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