シャンプーにシリコンっているの?シリコンとノンシリコンの使い分けを伝授します!



シャンプーにシリコンっているの?シリコンとノンシリコンの使い分けを伝授します

Miyu
美容師(アシスタント)やっていたTsuguriさんに美容室の選び方を教えていただきました
Tsuguriです。

よろしくお願いします

元々美容師(アシスタントですが)してたのに髪の毛ぼさぼさはさすがにね...と思い、今も手入れしてます。

世の中にはノンシリコンシャンプーという言葉が広まっていますが、果たしてノンシリコンを選ぶのが本当に正解なんでしょうか?

ノンシリコンシャンプーがいいのか、それともシリコンが入っているシャンプーがいいのか...美容業界の目線で語っていきます。

 

 

 

髪を育てるのもシャンプー次第!?

シャンプーが変わると髪質は変わります。

まじで。

これは美容師時代に出会ったお客さんの話になりますが...。

毎月来てくれる女性のお客さんで、ショートヘアーの方だったのですが、いつも髪がベトベトしているんですね。

店でシャンプーしてもベトベト...。

「なんでかなー?顔もそんなにオイリー肌じゃないのに、なんでこんなにベトベトしているんだろう...」とそのときは不思議で仕方なかったのをよく覚えています。

これがずっと続いていたわけなんですが、ある日突然さらっさらになって来店されました。

ベトベトがさらさらに...!

何が起こったんだと思いましたが、聞いてみるとシャンプーを変えてみたとのこと。

このお客さんは毎回ヘッドスパを注文されていたので、施術前と施術後でマイクロスコープで頭皮環境をチェックしていました。

施術前・施術後では頭皮が違うのは当たり前なんですが、シャンプーを変えてからは毛穴の詰まりや皮脂分泌量の結果の差が縮まったんです。

頭皮環境にシャンプーがここまで影響を与えるということは、必然的に髪の育成にも影響を与えている...ということになりますね!

 

シャンプー選びは髪質で選ぼう!

髪の毛って人によって十人十色です。

太さやくせの有無、長さ、カラーやパーマをしているかなどなど...。

その人によってどのシャンプーがいいのかは本当に人それぞれですが、選ぶときのコツはあります。

これから説明していきますね!

 

買うときにはご注意を!シャンプー選びの注意点

ここはよく勘違いされている点で、一番言いたかったことなので言いますね!

市販の物はノンシリコンシャンプーと言えど、入ってないのはシャンプーだけで、コンディショナーやトリートメントはシリコン入りがほとんどです!

ケースバイケースですが、ここを間違ってしまうと、ノンシリコンシャンプーを使っている意味すら無くなることがあります。

シャンプーとコンディショナー両方にノンシリコンを求めている方が間違った解釈で、シャンプー選びをしてしまっている現場を何度も目撃してるわたし...

シリコンシャンプーがおすすめな人

シリコンシャンプーは悪!と思われがちですが、まったくそんなことはありません!

むしろ、ノンシリコンシャンプーよりシリコンシャンプーの方が髪の調子が良くなる方はたくさんいます。

例えば...

  • 毛染めをしている
  • 定期的にパーマをかけている
  • ロングヘアー
  • くせ毛で広がりやすい髪質

上記のような髪質の場合は、シリコンが入っているシャンプーの方がおすすめです。

シリコンは、カラーやパーマで傷んだ髪の毛を保護してくれる役割があります。

カラーやパーマをすると、髪の毛の外側を覆っているキューティクルというものが壊れ、これがダメージの原因となります。

シリコンはこのキューティクルのような働きをしてくれるので、手触りを良くしてくれたり、ダメージによる切れ毛、静電気の発生を抑えてくれます。

ダメージヘアーの方は艶も失われることが多いので、シリコンで艶出しもできるんですよ!

この髪質に合わせるコンディショナーやトリートメントはシリコンが入っているものがおすすめです!

ノンシリコンシャンプーがおすすめな人

ショートヘアーでカラーもパーマもしてない方はノンシリコンがおすすめです!

わたしは男性の髪はノンシリコンが一番合うと考えています!

ショートヘアーでボリューム出しにパーマをかけているご年配の方も、ノンシリコンの方がいいケースが多いですね。

例えば...

  • 女性でショートから肩につくくらいの長さ(ミディアム)の方
  • 髪の毛にボリュームが欲しい方
  • 毛染めをしていない
  • パーマをかけていない

シリコンが入っていないシャンプーの利点は、シリコンによる髪のコーティングが無くなるので、重みが減る=ボリュームが出しやすくなるといったところにあります。

肌が敏感な方や、アレルギー持ちの方にはシリコンが頭皮湿疹の原因になることもあるので、そういった方にもノンシリコンシャンプーはおすすめです。

注意すべき点は、シャンプーにシリコンが入っていなくても、コンディショナーにシリコンが入っていることです。

コンディショナーにジメチコン・シリコーンといった表記があれば、シリコンが入っている商品となりますので、ご注意くださいね!

ノンシリコンシャンプーとシリコン入りコンディショナーの使い方

これも使い方次第ですが、女性の方はむしろこっちの組み合わせの方が髪の調子が良くなるかもしれません。

肌が過敏な方は、シャンプーはノンシリコンのものを選んで、コンディショナーはシリコンが入っているものを選ぶのがおすすめです。

シリコン入りのコンディショナーは頭皮に直接つけなければ、髪がそれほどぺたんこになることはありません。

実は、コンディショナーやトリートメントは、毛先から10~15cmの一番傷んでいる部分だけに使うだけでいいんです!

この使い方をしてもらえれば、頭皮が過敏でも、しっかり毛先まで髪をケアすることができます。

シャンプー選びは慎重に:まとめ

シャンプーとコンディショナーに関しては巷に情報が溢れすぎている感じがします。

どれが正解!というものはないのですが、選ばない方がいいよ!という商品はたくさんあります。

リンスインシャンプーとか...。

今後は、市販でおすすめのシャンプーもご紹介したいところですね!

美容室専売品でなくても、結構いいのあったりしますから!

 

Tsuguriさんありがとうございました
Miyu

 



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