メタボになったら知っておきたい漢方薬のお話

ドラッグストアで、「ナイシトール」とか「和漢箋」なんて書いてある箱、見たことないだろうか?
実はあれ、おなかの脂肪の分解・燃焼を促すことを明記している漢方薬だ。
(ジョーは最近まで、サプリだと思い込んでいた・・・。)

だからメタボが気になる人には、とてもありがたい漢方薬なのだが・・・漢方薬って、とても多くの種類が存在する。

メタボとの関連性で言えば、ナイシトールのような体脂肪を下げる漢方もあれば、高血圧や糖尿病の人に向けたものもある。
そこでこの記事では、メタボが気になった時に知っておきたい漢方薬について、まとめてみたのだ。

よかったら参考にして欲しいのだ。

体脂肪が気になる人のための漢方は?

体脂肪に関係する漢方薬は4種類ある。

九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんぽう)、防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)、大柴胡湯(だいさいことう)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)だ。
それぞれ体への作用が違うので、よく考えてから購入して欲しい。

まずは、4種類の漢方薬について、まとめてみたのだ。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

これから紹介する漢方の中でも、最も人気があって有名なのが防風通聖散。
さっきお話ししたナイシトールや和漢箋もこの一つだ。

防風通聖散は、代謝を高め、体を温め、身体に溜まった脂肪を落とし、脂肪を分解して、さらに燃焼してくれる作用がある。

4つの漢方薬の中では、1番有名でよく利用されている。

防風通聖散は、主に肥満症に効くと言われている。
また、それ以外にも、高血圧や肥満によっておこるむくみ、便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、ふきでもの(にきび)に良い作用がある。

人によっては、お腹が緩くなることがあるので、体力があって、便秘の人(いわゆる固太り)にオススメなのだ。

九味半夏湯(くみはんげとう)・九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんぽう)

九味半夏湯加減方は、日本人の体質に合うようにアレンジされた漢方薬。
もとは、九味半夏湯と言う。

薬局やネットでは「扁鵲(へんせき)」という名前で売られていて、見たことがある人もいるかもしれない。

九味半夏湯加減方は、主に脂肪過多症(肥満症)に効果がある。

また、BMI・体脂肪率・内臓脂肪面積・中性脂肪・脂肪面積・血糖値を減少してくれるほか、コレステロール値も低下する作用をもっているのだ。

固太り、水太りのどちらにも効果がある。
ただし、バランス力が高い分個々へのアプローチは弱くなってくるみたいだ。

防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

防己黄耆湯は、消化吸収を助け、余分な水分を排出してくれます。
主に、肥満症に効く。

また、肥満による関節のはれや痛み、むくみ、多汗症などにも良い作用がある。

体力があまりない(疲れやすい)・汗のかきやすい・軟便・水太りなどの傾向がある人にオススメで、この点が、防風通聖散とはちょっと違っているのだ。

大柴胡湯(だいさいことう)

大柴胡湯は、ストレスなどによって、エネルギーが流れにくくなるのを良くする作用がある。

主に、肥満症に効くと言われている。

それ以外にも胃炎、頭痛、便秘、神経症などへの作用の他、肝臓での脂質代謝を高める作用がある。

仕事などで、ストレスがたまっていて、必要以上に食べてしまう人にオススメだ。

メタボの基準値が気になる時の漢方は?

メタボに関しては、健康診断を受けた時に気にしなければならない検査項目が、中性脂肪・コレステロール・血圧・血糖値の4つ。
もし、これらの数値が気なった場合は、ちょっとだけ漢方のことを調べ始めても良いかもしれません。

ただし、素人判断は危険。
健康診断の結果票をを持って、漢方薬局に相談に行くのがベストです。

中性脂肪、コレステロールが気になる人の漢方は?

中性脂肪やコレステロールが増え過ぎると、血液がドロドロとして、それが血管内に付着して血管が狭くなり、血流が悪くなる。
漢方の世界では、このような状態を「痰湿」と呼んでいて、防風通聖散が処方されることが多いようだ。

また、漢方薬局によっては、コレステロールには田七人参が良いというところもある。

血流が悪い、いわゆる「瘀血(おけつ)」の状態の場合は、「冠元顆粒」という漢方薬も有名だ。

血圧が気になる人の漢方は?

高血圧が気になる人に勧められる漢方薬としては、冠源活血丸(かんげんかっけつがん)、丹心方(たんしんほう)、釣藤散(ちょうとうさん)といったものがある。

また、いくつかの薬局に聞いたところ、生薬としては「霊芝」が効果的だというお話をしていた。
霊芝は、漢方薬として古くから珍重されてきたい幻のキノコのことだ。

血糖値が気になる人の漢方は?

糖尿病に対して勧められる漢方もある。
白虎加人参湯加減方というもので、「威徳」という商品名で売られている。

生薬としては、桂皮が大切だ。

公式サイトとAmazonのどちらで購入するべきか?

健康食品などを購入しようとした時、公式サイトよりもAmazonで商品を購入した方が安い!っていう経験はないだろうか?

そこで、メタボが気になった時の漢方薬も、Amazonで購入した方が安いのでは?と思ったので、実際はどうなっているのか調査してみたのだ。
良かったら、購入前に一読しておいて欲しい。

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