パプリカってどんな食べ物?
ピーマンの仲間であるパプリカが一般的に食べられるようになったのは最近のことです。
苦くて子供に嫌われやすいピーマンとは対照的に、パプリカには自然な甘みがあり生でも食べられます。
野菜の中では珍しい鮮やかな黄色や赤が、店内で並んでいても一段と目を惹きますね。
料理に使うと食卓に彩を与えてくれる良いアクセントになる食材です。
また、国産と輸入ものでは旬が違います。
輸入物は通年なのですが、国産は7月~10月が旬となっているので国産の物を選ぶときには気を付くて下さい。
パプリカの成分
- エネルギー 27kcal
- たんぱく質 0.8g
- 炭水化物 6.6g
- ミネラル
- カリウム 200mg
- カルシウム 8mg
- マグネシウム 10mg
- 鉄 0.3mg
- 銅 0.04mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 200μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 2.4mg
- ビタミンB1 0.04mg
- 葉酸 54μg
- ビタミンC 150mg
- 食物繊維(総量)1.3g
パプリカにはビタミンが豊富です
パプリカにはビタミンエースと呼ばれているビタミンA、C、Eとβ-カロテンが多く含まれています。
あまり知られていないですが、ビタミンの三拍子が多く含まれているのは驚きですね。
また、それだけでなくビタミンC、E、β-カロテンは野菜の中でもトップクラスを誇ると言われています。
他にもカリウムや、黄色パプリカにはルテインが含まれ、これは色素成分として働いています。
これがあの鮮やかな黄色を生み出しているのですね。
パプリカの効果、効能は?
カリウムには体内の余分なナトリウムを排出してくれる働きがあります。
これは高血圧予防や動脈硬化予防に繋がります。
また、パプリカに含まれているすべてのビタミンが生活習慣病予防に効果があり、抗酸化作用があります。
より効果を上げる方法としてはビタミンEが豊富なオリーブオイルと合わせたり、アーモンドやカボチャとの相性が抜群なのでぜひ試してみて下さい。