にんじんってどんな食べ物?
子供の時からカレーやシチューで馴染み深いにんじんはどんな料理にも使える万能な野菜です。
旬は春にんじんが4月~7月、冬にんじんが11月~12月と半年間も旬があり自然と食べる機会も多くなりますね。
春にんじんの特徴は、みずみずしく柔らかな触感なのでサラダや和え物などなるべくそのままの味を楽しんで食べることをおすすめします。
逆に冬にんじんは、身が固めなので加熱した調理がおすすめです。
世間に出回っているほとんどの物が西洋種の五寸にんじんですが、17世紀に中国から伝わった時は甘くて臭みの少ない東洋種のにんじんだったそうです。
この東洋種のにんじんは現代だと京野菜でもある金時にんじんしかありません。
味の違いが気になる方は食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。
ニンジンの成分
- エネルギー 37kcal
- たんぱく質 0.6g
- 炭水化物 9.1g
- ミネラル
- カリウム 280mg
- カルシウム 28mg
- マグネシウム 10mg
- 鉄 0.2mg
- 銅 0.04mg
- ビタミン
- ビタミンA(β-カロテン当量) 9100μg
- ビタミンD 0μg
- ビタミンE(α-トコフェロール) 0.5mg
- ビタミンB1 0.05mg
- 葉酸 28μg
- ビタミンC 4mg
- 食物繊維(総量) 2.7g
にんじんはβ-カロテンがめちゃくちゃ豊富
にんじんには野菜の中でもダントツと言っていいほどβ-カロテンが豊富に含まれています。
このβ-カロテンは体内でビタミンAとなり様々な体の機能に役立ちます。
その他にもカリウムやカルシウムなどのミネラルや、腸の働きを促す食物繊維も多く含まれています。
にんじんの効果、効能
β-カロテンは体内でビタミンAになります。
このビタミンAは風邪予防で健康維持につながり、免疫機能を高めてがんや心臓病予防になります。
また、カリウムには高血圧予防や動脈硬化の予防にもつながるとされています。