なすってどんな食べ物?

なすは約9割以上が水分でできています。
可食部100gあたり22kcalとカロリーが低いのは女性には嬉しいですね。

しかし、調理する段階で知っておいてほしいのがなすは吸油率が高いということです。
なので、なるべく大きく切ってなすの表面積を小さくし、余分な油を吸わせないようにしましょう。

もともとなすの原産地はインドで、中国から伝わったと言われています。
かつては体を冷やす食べ物と考えられ、鎮痛や消炎の働きとして利用されていたそうです。

このことから、夏の野菜の中になすが入っているのではないですかね。

なすの成分

  • エネルギー 22kcal
  • たんぱく質 1.1g
  • 炭水化物 5.1g
  • ミネラル
    • カリウム 220mg
    • カルシウム 18mg
    • マグネシウム 17mg
    • 鉄 0.3mg
    • 銅 0.06mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 100μg
    • ビタミンD 0μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 0.3mg
    • ビタミンB1 0.05mg
    • 葉酸 32μg
    • ビタミンC 4mg
  • 食物繊維(総量)2.2g

なす特有の色素であるナスニンが豊富です

なすにはビタミンやミネラルはあまり含まれていません。
その代わりに、カリウム食物繊維がある程度多く含まれています。

また、なすといえば印象的なのが鮮やかな紫色の皮ですね。
この鮮やかな紫色を出しているのが、ポリフェノールの一種であるナスニンです。

なすの効果、効能は?

なすに多く含まれるカリウムには血圧を下げる働きがあるので、高血圧が気になっている方にはオススメです。

また、食物繊維が便秘予防や改善にもつながります。

特になすといえば、なすの色素であるナスニンです。
これは強い抗酸化作用を持ち、かつ生活習慣病から体を守る作用があります。
なのでなるべく皮は剥かず、丸ごと使う事で沢山の成分を摂ることができます。