きゅうりってどんな食べ物?

きゅうりといえばみずみずしく水分が多いのが特徴で、夏野菜の代表でもありますね。
水分が多いために栄養素は少ないと思われがちですが、実際は皮にまで栄養たっぷりの食材です。

サラダや和え物、漬物など夏以外にもきゅうりが用いられる料理は沢山あります。
その中でもオススメしたいのが、ぬか漬けです。
ぬか漬けには、きゅうりが持っていない栄養素のビタミンB1やB6をぬかからきゅうりに浸透して摂ることができます。

現代ではぬかブームと言われるほど流行っていて、交流のきっかけでぬかを交換したりすることもあるそうです。
作る人によってぬかの風味が違ったり、時間をかけることでより美味しくなったりと奥が深いのが流行っている理由なのかもしれませんね。

ぬかで新しい交流も増えるし、栄養も摂れるのは一石二鳥ですね。

きゅうりの成分

  • エネルギー 14kcal
  • たんぱく質 1g
  • 炭水化物 3g
  • ミネラル
    • カリウム 200mg
    • カルシウム 26mg
    • マグネシウム 15mg
    • 鉄 0.3mg
    • 銅 0.11mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 330μg
    • ビタミンD 0μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 0.3mg
    • ビタミンB1 0.03mg
    • 葉酸 25μg
    • ビタミンC 14mg
  • 食物繊維(総量)1.1g

夏野菜にはカリウムが多く含まれます

きゅうりにはなすやトマトと同じくらい多くのカリウムが含まれます。
また、鮮やかな緑を演出している皮にはβ-カロテンが多く含まれているので、調理するときには皮は剥かずにそのまま使うことをおすすめします。

他にもイソクエルシトリンと呼ばれる栄養素も入っており、これはカリウムと同じ作用があるのでカリウムとダブルパンチで効果があるのは嬉しいですね。

きゅうりの効果、効能は?

利尿作用効果のあるカリウムには、余分なナトリウムを排出し、血圧を安定に保つ働きがあるので高血圧症の予防に効果的です。
また、むくみやだるさの改善の働きもあるので夏バテ防止に最適ですね。

他のもイソクエルシトリンには便を柔らかくする作用があるので、便秘で悩んでいる女性にも効果があります。

より効果を出したい方におすすめしたいのが上記にも述べたぬか漬けです。
ぬか漬けにすると乳酸菌も摂れるので、より腸内環境を整えることが出来ますよ。