アーモンドはビタミンEの含有量がとても多い

アーモンドの効果:動脈硬化予防

アーモンドは、動脈硬化の予防につながる、ビタミンEを非常に多く含んでいます。
実際に私たちが食べる量であっても、十分に摂取でき、これほどビタミンEが摂取できる食品はなかなかありません。

ビタミンEは血中のコレステロールの酸化を防ぎ、また、血液もスムーズに流れます。
生活習慣病や、血行不良による冷え性、肩こりも予防できます。

現在はほとんどがカリフォルニア産のアーモンド

アーモンドはアジア西南部が原産で、その後、地中海、アメリカのカリフォルニアに伝わりました。
ちなみに、現在では世界のアーモンドの80%はカリフォルニアで生産されています。

アーモンドの普段食べている部分は、仁の部分です。
クルミや銀杏の食べられる部分と同じです。
一般的に、香ばしくローストしたものが販売され、料理やお菓子に使われています。

時期に限らず流通していますが、アーモンドにも旬があり、8月から10月です。
買うときは、粒がそろっているものを買いましょう。

保存方法は、密閉した袋に入れ、冷暗所に置き、湿度と高温を避けましょう。
冷凍保存も可能です。

アーモンドの成分

  • エネルギー 598kcal
  • たんぱく質 18.6g
  • 炭水化物 19.7g
  • ミネラル
    • カリウム 770mg
    • カルシウム 230mg
    • マグネシウム 310mg
    • 鉄 4.7mg
    • 銅 1.35mg
  • ビタミン
    • ビタミンA(β-カロテン当量) 8μg
    • ビタミンD 0μg
    • ビタミンE(α-トコフェロール) 31mg
    • ビタミンB1 0.24mg
    • 葉酸 63μg
    • ビタミンC 0μg
  • 食物繊維(総量) 10.4g

刻むと無理なく食べられます

アーモンドはそのままでも十分に味があるので、もちろんそのまま食べても良いです。

ただ、栄養を取ることを重視するのであれば、一人10~15粒くらいが理想です。
細かく刻んで醤油や砂糖と一緒に和え物に使ったり、ふりかけに使ったりすると無理なく食べられます。

アーモンドのチョコレートなど、アーモンドが入ったお菓子は沢山あります。
でも、お菓子は余計な糖分、脂肪分もたくさん入っているので、あまりお勧めできません。