中性脂肪と脂肪肝の関係って、いったいどのようなものがあるのだろうか。
中性脂肪値が高くなると肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝と呼ばれる生活習慣病にかかってしまう。

脂肪肝は他の病気を引き起こし、命の危険を招くこともある。
中性脂肪が簡単に増えてしまう分、脂肪肝の恐ろしさは実感しにくいものだ。

今回は、中性脂肪と脂肪肝の関係について簡単にまとめてみた。

肝臓に中性脂肪が増えると脂肪肝になる

体内の中性脂肪は、肝臓によってコントロールされている。

肝臓でコントロールされる脂肪には、体内から運ばれてくる中性脂肪だけでなく、食べ物からの脂肪や、肝臓自体が生成する脂肪と、様々な種類がある。
いずれにせよ、肝臓の働き次第で、中性脂肪の量は変わってくるというわけだ。

もし、肝臓の働きが弱くなってしまうと、処理されない中性脂肪が肝臓に溜まってしまうため、「脂肪肝」が生まれてしまう。

中性脂肪が増えて脂肪肝になっても、症状はない・・・?

脂肪肝は、肝臓に中性脂肪がたまりすぎて発生してしまう病気だ。

食べ過ぎて脂肪の処理が追いつかなくなったり、喫煙や飲酒で肝臓の働きが低下してしまうと発生するとされている。

脂肪肝はそれ自体には基本的に「症状がない」のが特徴で、肝臓が「沈黙の臓器」といわれる所以の1つでもある。

脂肪肝は肝硬変や肝がんにもつながる

中性脂肪によって脂肪肝になり、肝臓の働きがどんどん低下してしまうと、体のバランスはどんどん乱れてしまう。
最終的には、肝硬変や、肝がんにまで発展してしまうのだ。

早め早めに対策をとることが大切だ。

脂肪肝の改善のためには、中性脂肪を減らす

脂肪肝を改善するには、生活習慣を変えて(食事療法や運動療法)中性脂肪を減らす必要がある。

でも、いきなり生活習慣を変えるというのは、難しい時もある。
中性脂肪を減らすサプリに、手助けをしてもらうのも良いかもしれない。