糖質制限を始めてから、眠いと感じることが増えた…そんな人は、以外と多い。
糖質制限を始めると眠くなってしまうのは、間違った制限方法による「栄養不足」かもしれない。

しかし、抜いた糖質の代わりになる栄養をきちんと摂ることで、眠気を防ぐことができる。
また、普段炭水化物中心の人にはプチ糖質制限で眠気対策になることも。

この記事では、なぜ眠くなってしまうのか、また正しい糖質制限とは何なのかなどを紹介していく。

糖質制限をすると眠くなる

糖質が減ることで眠くなる

糖質制限とは、糖質を抜いた食事をすることだ。
これを始めると当たり前に血液中や脳には糖質が行き渡らなくなり、低血糖になる。

このように、糖分が体に行き渡らなくなると、眠くなりやすくなる

また、血糖値が急に下がることでも眠気が起こる。
糖質制限を始めたばかりで体が慣れていないと、眠くなる症状は現れやすいようだ。

その糖質制限間違ってない?

中には間違えた糖質制限で眠気を引き起こしてしまっていることもある。
間違った糖質制限とは、糖質以外の栄養も取らなくなってしまうこと。

こうすることで、眠気以外にふらつきや栄養失調の症状が現れることも。

主食に含まれる糖質は1日に摂るエネルギーの約6割。
そんな糖質を抜くということは、それに代わる栄養を取らなくてはいけないということなのだ。

きちんと栄養をとって眠気対策をしよう

タンパク質・脂質をとる

糖質に代わる栄養に、タンパク質・脂質があります。
これらをたくさん摂るようにしよう。

タンパク質は体重1gにつき1~1.5gが必要とされている。

しかし、脂質は取りすぎがが体によくないことは自明の理だ。
マーガリンやバターなどは避けたほうが良い。

しかし、オリーブオイルは比較的摂っても良い脂質だ。
オリーブオイルとお塩だけでも美味しいドレッシングになるので、試してみてほしい。

糖質制限で眠気対策という方法も?

実は、血糖値が急に下がると眠くなるのと同様に、急に上がっても眠くなる、ということがある。
これを踏まえると、普段炭水化物中心の食事を摂っていて食事後に眠くなる、という人は、血糖値をあげる食事をしているのかもしれない。

このような人におすすめなのが、主食少なめの昼食を食べることだ。
血糖値の上昇が緩やかになり、食事後の眠気も防ぐことができる。

しかし、普段炭水化物中心の食事だったのに、いきなり糖質制限をするのはまた眠気を誘ってしまうことにもつながりかねない。
やりすぎには注意するように!!