あなたはMEC食という言葉を聞いたことがあるだろうか。
MEC食とは食事法の一種。
比較的、新しいダイエットで糖質制限のような厳しい食事制限はない。

そのため、始めやすいということで定評がある。
今回は「MEC食とは一体何なのか」「どうしてダイエットにつながるのか」一緒に見ていこう。

MEC食ってどんな食事?

MEC食とは肉・卵・チーズの3種類を多くとる食事のことを言う。
MECという言葉は肉(meat)・卵(egg)・チーズ(cheese)の頭文字からとったそうだ。

この食事方法では肉・卵・チーズを中心に食べることで、不足しがちな栄養を摂っている。
上で挙げた3つの食べ物を食べるということもあって、MECではパンやご飯といった糖質が含まれている食品があまり出てこない。

そのため、MEC食と糖質制限は非常によく似ていると言われる。
糖質制限との違いを含め、MEC食はどのような特徴を持っているのか見ていこう。

一口一口よく噛む

MEC食は一口一口よく噛んで食べるという特徴を持つ。
その目安は大体1口30回噛む程度。

肉・卵・チーズは味が濃く、たくさん噛むことで最後まで味を感じることができる。
そのためこの食事法では味覚を鍛えることもできるのだ。

それに対してご飯やパンなどの炭水化物は噛めば噛むほど味が薄くなる。
30回噛むころにはきっと味が無くなっているだろう。

そのためMEC食を実践している人の食生活では炭水化物が少なくなりがち。
これが糖質制限と似ていると言われる理由の一つかもしれない。

食べ物を制限しない

MEC食は糖質制限と大きく異なる特徴を持っている。
食べ物を制限しないということだ。

糖質制限ではその名の通り、糖質を減らしていく。
それに対して、MEC食では肉・卵・チーズの割合を増やしていく。

そのため、MEC食は比較的、食事によるストレスが少ないのだ。
食べる量に関しても基本的には制限がない。

ただし、食べ過ぎだけは注意。
MEC食は肉・卵・チーズで普段足らない栄養を補う食事法だ。
食べ過ぎで栄養を過剰にとってしまうのは身体によくない。

ただ、よく噛んで食べることは食べ過ぎ防止にも効果がある。
そのためMEC食ではよく噛んで食べるということがキーになりそうだ。