高血圧の薬は副作用が怖い…
そう思う方もいるかもしれませんが、お医者様がそう判断された場合、その指示に従うことは大切です。
実際、病状が進んだ場合、薬を使うことになる可能性は十分にあります。
そのようなときに備えて、高血圧の薬、降圧剤の知識を備えておくことは大切ですね。
今回はそんな降圧剤に、どのような種類があるのか、簡単にまとめました。
高血圧を薬で治したい!降圧剤にはどんなものがあるの?
一般的に「降圧剤」と呼ばれる高血圧の薬には様々な種類があります。
有名な降圧剤には以下のようなものがあります。
カルシウム拮抗薬
血圧を下げるサプリメントの中では最も利用されています。
カルシウム拮抗薬にも種類はありますが、中でも血管を広げるタイプが有名なようです。
副作用には頭痛、頻脈、同期、むくみなどが挙げられています。
AGB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)
血圧を上げる働きのあるアンジオテンシンというホルモンの活動を抑える薬です。
効き目が緩やかで長期間続くことが特徴で、長期治療の際によく使用されます。
ただし、妊娠中や授乳中の方には使えないという弊害もあります。
ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)
アンジオテンシンⅡというホルモンを作るACEという酵素の働きを抑える薬です。
からせき、発疹、味覚障害などの副作用があります。
利尿薬
排尿によって塩分と共に水分を減らし、血液の量自体を減らすことによって血圧を下げる薬です。
交感神経抑制薬(β遮断薬、αβ遮断薬)
交感神経に働きかけ、心臓の心拍出量を減らすことによって、血圧を下げる薬です。
高血圧の薬の中でも、β遮断薬は一番副作用が強く、気管支喘息の悪化や低血糖の回復阻害などの副作用が報告されています。
そのため、副作用のほうが被害が大きいという点で、心不全の人には使用できないことになっています。
血圧を下げる薬は、副作用が伴うものが多くあります。
基本的に、患者の体への負担が、薬を使うメリットよりも大きい場合、降圧剤を使うことはありません。
高血圧の薬を使用したい場合、自分の体の状態を把握し、かかりつけのお医者様と良く相談するようにしましょう。
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